
保育の中で行なっている感覚遊びのひとつとして、今回は「香りあそび」をしました。香りを感じる嗅覚は五感の中でも特に、記憶や感情と深く繋がっている感覚といわれています。初めての香りの世界に子どもたちの反応も様々で、表情や仕草で思いを伝える姿がありました。

ボトルのキャップに小さな穴を開け、ボトルを押すとシュポッと香りが出る仕掛けにしました。香りがふわっと広がると顔を近づけ、口を開けていました。まるで香りを味わっているようで、おいしさが伝わってくる微笑ましい姿でした。

次は自分が嗅いだ香りをお友だちに差し出し、香りのおすすめをしている様子です。「これ、かいでみて?」と言っているようですね。自分が感じたことを誰かと分かち合いたいという気持ちが、自然と生まれているようでした。

いくつもの香りを試した後に選んだのは、スパイシーなカレーと甘いカカオの香り。お気に入りの対照的な2つの香りを手に、大事そうに見つめ握りしめていました。香りを感じ自分の意思で選び取る姿の中に、感覚の育ちと、心の成長を感じられました。
香りあそびは、目に見えない香りという世界に子どもたちが出会い、五感の中の嗅覚を通して自分なりの感じ方や、表現を見つけていく時間になりました。

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