12月2日ににこにこ劇場（発表会）がありました。3歳児クラスのたんぽぽ組では「どうぞのいす」の劇を行いました。絵本「どうぞのいす」をクラスで読んだり、家庭に持ち帰り家族と一緒に読む中でセリフを覚え子どもたちの好きなお話になりました。
作成したデザインは保育者と相談して決めましたが小道具、衣装は全て子どもたちが作り上げました。帽子は子どもたちが紙皿に折り紙をちぎって貼って作成し、衣装も型紙に子どもたち自身が布を貼り付て作りました。自分たちで作り上げた劇だったからこそ楽しく演技することができました。
当日は初めてのにこにこ劇場ということで緊張した表情を見せていた子どもたちでしたが、劇の時間になれば隣に仲間もいます。全員で力を合わせて劇をつくりあげました。保育者も予想以上の子どもたちの力に心を動かされました。
この経験を通して、 友だちと同じ目標を達成することで「協同性」が育まれました。劇を作り上げる中では衣装のデザインを決める話し合い、衣装作成から「言葉による伝え合い」役になりきって演じたことからは「豊かな感性と表現」が育まれました。他にもたくさんの「遊びは学び」の10の姿が見られました。
