水遊びでは、バケツやスポンジ、ぞうのジョウロ、水鉄砲など、それぞれが好きな玩具を手に取り、
思い思いに水遊びを楽しんでいます。
遊びの中で、バケツに水を入れると「掃除してくる」とスポンジを持って玄関の窓へ向かい、水にスポンジをつけてからゴシゴシと拭き始めました。


その姿を見ていた友達も次々とバケツとスポンジを手に取り、あっという間に窓掃除の遊びが広がっていきました。


一人が始めた窓掃除に、興味をもち、ただ真似するだけでなく、「水にスポンジをつけてから拭く」という手順まで、よく見て真似をして楽しんでいました。
遊びの中には、誰かに教えてもらわなくても、友達の姿から学び取る力が詰まっているのだと感じました。
また、子どもたちの発見や工夫が友達に伝わり、一人の遊びがみんなの遊びへと広がっていき、遊びだからこそ生まれる学び合いの姿だと感じます。
バケツから両手でそっと水をすくい、ジョウロに注ぐ真剣な表情が印象的でした。


友達が「水がない」と困っていると、自分のジョウロからそっと分けてあげる優しい一面も見られました。

この姿は、友達が困っていることに気が付き、遊びの中で自然に芽生えた思いやりなのだと感じます。
一緒に遊ぶ中で友達の様子に目を向け、困っていることに気づく力が身につき、遊びを通して育まれる社会性の一つだと感じます。
水鉄砲では、地面の乾いたところを見つけてお絵描きのように楽しむ姿も。

濡れているところでは跡が見えないことに気づき、「じゃあどこなら見えるかな」と乾いた場所を探しながら試行錯誤する様子がありました。
誰かに教えてもらうのではなく、子どもたち自身が遊びながら自分の目で確かめ、
「なんでだろう」「どうしたらいいかな」と考える力は、遊びの中でも育まれていくのだと思います。
全身で水の気持ちよさを感じながら、一人ひとりが自分なりの発見を楽しむ、夏ならではの時間となりました。
ただただ楽しんでいるように見える遊びの中でも子どもたちは毎日いろいろなことを学んでいるのだと改めて感じました。まさに、「遊びは学び」だなと実感した水遊びでした。
これらの経験は、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿の中の『協同性』『思考力の芽生え』『道徳性・規範意識の芽生え』『豊かな感性と表現』に繋がっています。

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