みかん組では、ピザ作りがブームです。
この日は、子どもたちが大好きな粘土遊びに、ピザのメニューをそっと用意してみました。メニューを見ると、「これ作ろう」「トマトのせたい」「先生は何にする?」と、思い思いにイメージをふくらませていく子どもたちの姿が見られました。

まずは粘土を丸くして、麺棒でころころと伸ばしていきます。細長くした粘土をふちに付けて「ピザの耳」にするなど、絵を手がかりにしながら、自分なりのピザを作ろうとする姿がありました。
遊びの中で、「どうしたらもっとおいしそうになるかな?」と考えたり、友達の作り方を見てまねたりする姿も見られ、身近な環境に興味をもって関わり、自分なりに工夫する力(思考力の芽生え)が感じられました。
また、粘土をこねたり伸ばしたりしながら、イメージを形にしていく中で、気がつくとあっという間に45分が過ぎていました。夢中になって遊ぶ姿からは、最後までやりきろうとする気持ち(思考力の芽生え・学びに向かう力)も育まれていることが感じられます。

ピザができあがると、ピザカッターで切り分け、「はい、どうぞ」「ありがとう」と友達に分け合う姿が見られました。やりとりを楽しみながら関わる様子からは、言葉による伝え合い(言葉による伝え合い)や、友達と気持ちを通わせながら遊ぶ力(協同性)が育っているように感じられます。
さらに、「玉ねぎ乗せる?」「これ一つください」「おいしそうだね」と、友達の作ったピザにも興味をもち、自然に声をかけ合う姿も見られました。こうした関わりの中で、相手の思いに気づいたり、関係を広げたりする経験は、人との関わりを大切にする気持ち(協同性・社会生活との関わり)へとつながっていきます。
遊びの中で、イメージを形にし、友達とやりとりしながら楽しむ経験を重ねていく子どもたち。これからも一つひとつの遊びを通して、豊かな感性や表現する力、友達と関わる力など、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」がゆっくりと育まれていくことを大切にしていきたいと思います。

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